新しいMacBook Proに自分のライセンスの一つを使ってOfficeをインストールしようとした。
MacのOfficeインストーラーが、「アカウントの種類を選んでください」とのたまう。この画面は何度か見たことがあって、いつもどおり「職場」を選ぼうとするが、選ぼうとしてもできない。インストールが進まない。
さて、これは困った。Microsoftテクニカルサポートに問い合わせ。
結果、「アカウントの種類を選んでください」で放置すると、インストールが先に進むようだが、
そもそも、「アカウントの種類を選んでください」は出ないはず。これが出るのは、Officeアカウントが、Microsoftアカウントとしても登録されているからではないですか、とテクニカルサポートから回答があった。
ん? その2つは、違うの?
調べてみた。当たり前だった。Officeを使うときは、その時のアカウントが必要。これは、職場や学校から割り当てられるもの。Microsoftのほかのサービスとは関係がない。
私の場合、Office 365 Businessを契約した。これは、1ユーザーで、メールができない契約。でも、Officeアカウントが一つ割り当てられる。例によって鈴木信雄(すずきのぶお)さんだとして
- nobuo@suzuki.onmicrosoft.com
これが、Officeアカウントであり、suzuki.onmicrosoft.com の管理者でもある。しつこいが、メールはできない。
私は、メールが使えるものと勘違いして、このアカウントでMicrosoftアカウントのページに無理やりログインした。思えばこれが敗因だ。メールを受け取れない、不完全なMicrosoftアカウントができてしまった。
なので、portal.office.comにログインするときに、これはどっちのアカウントなの? と聞かれる状況になってしまった、ということらしい。
念のため、onmicrosoft.comアカウントによるMicrosoftアカウントは、別のメールアドレスに割り当てた。結構面倒だった。
ちなみに、ふつーの人はどうやっているのか、調べてみた。
企業や学校なのでOffice365を与えられる人は、管理者からOfficeアカウントとパスワードを教わる。それを使って、portal.office.comからインストーラーを得る。Microsoftアカウントは一切出てこない。
Soloの人は、プロダクトキーを購入する。専用のサイトで購入したプロダクトキーを入力すると、次にMicrosoftアカウントでのログイン(または新規作成)を要求される。そのあと、インストーラーを得る。つまり、Soloの人は、MicrosoftアカウントがOfficeアカウントにもなる模様。
さらに、Windowsインストーラーは、ダウンロード後、特に難しい設定がなくて進む。
Macインストーラーは、私の場合と同じように、Officeアカウントの入力が必要となる。
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