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木曜日, 2月 11, 2021

Boot Camp ライセンスの移動

 久しぶりに Boot Camp 環境構築をしてみた。今回のポイントは,

- MacBook Pro 15 Mid 2014 という古めなマシンに
- WindowsのライセンスはVMWare上にインストールしたものから移動させる

の2点。

Windowsはあらかじめ購入してあったもので,プロダクトキーを所有している。

まずはライセンス移動の下準備。参考ページ:

https://ascii.jp/elem/000/004/001/4001693/

VMWare上のWindowsで,Microsoftアカウントでログインできるユーザーを作り,ログインする。

この作業で,VMWare上のWindowsとMicrosoftアカウントが紐づけされたようで,web上のMicrosoftアカウントページに自分のデバイスとしてVMWareが表示される。

つぎにBoot Campの作業。

前回,MacBook 12インチでインストールしたときは,USBメディアは不要だったが,今回は必要だ。手持ちがなかったので,近所で特価だった16GBのmicroSD+SDカードアダプターを,さらにUSBカードリーダーに接続して使った。

いつものようにWindowsインストールISOをダウンロードしておく。Boot Campアシスタント.appを起動。ダウンロードフォルダーにあるISOは自動で認識される。USB経由のmicroSDカードをインストールメディアにしているようだ。それなりに時間がかかった。

Boot Camp領域を決定。あとで容易に変更できると思いこみ,64Gぐらいにしておく。実はあとの変更は大変そうだと知ったのだが,自分の場合は問題なさそう。困ったら試そう。

いろいろ進むと,microSDから起動し,インストールが始まる。インストール時のプロダクトキーは「無し」にしてみた。

さらに進む。microSDだからか,かなり遅い。体感では1時間ぐらいか。やっと仮ユーザー設定まで進み,デスクトップ画面が現れた後,自動で Boot Camp ソフトウエアがインストールされる。

さらに再起動まで行くと,無線LAN等,MacBook固有のハードも使えるようになる。

インターネットに接続できるようになると,「Microsoftアカウントでログイン」のようなことができるようになるので,自分のMicrosoftアカウントを入力。

そして「プロダクトキーを入力」で入力してみると,あっさり認証されたような雰囲気。

念のため,web上のMicrosftアカウントにログインして、古いデバイスを消去する。

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あとは普通にBoot Camp上のWindowsを使えばいいのだが,少しだけ更新情報。

日本語IMEの設定で,先人たちのwebでは「プロパティ」で修正するのだが,なぜかその項目が出ない。試行錯誤した結果,設定メニューの中で,「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」にチェックを入れると「プロパティ」が選べるようになる。

https://ameblo.jp/toraco/entry-12293983740.html

トラックパッドはここから最新のドライバーをインストールするとすごく幸せ。

https://github.com/imbushuo/mac-precision-touchpad/releases/

金曜日, 12月 14, 2018

Boot Camp で Windows 10 入れてみた 設定編

MacBook 2017 いわゆる無印,12インチのファンレスなやつ。
CPUは Core m3-7Y32 1.1GHz と書いてあった。
RAM 8G / SSD 256G

用意したのはこれ
  • Microsoft Windows 10 Home April 2018 Update適用(最新) 32bit/64bit 日本語版|パッケージ版
  • ダウンロード版でももちろん良いのだけど,単純に値段で...
自分の MacBook の状況確認
  • macOS Mojave 10.14.2
  • 空き容量確認 170G ほどある。とりあえず最小の64Gを割り当てることにする。
  • Mojaveなので APFS 暗号化するとトラブル,という記事も見かけたが,暗号化していなかったので放置
以下,ざっとした流れ
  • windowsのISOをあらかじめダウンロード
  • 公式ヘルプ(手引き)も確認
  • Boot Campアシスタント起動。
    • DownloadsフォルダーにあったISOを勝手に認識していた。
    • 画面の指示に従って,サポートファイルがダウンロードされたようだ。公式ヘルプの通り,USBメモリーは不要。
    • パーティションの設定に時間がかかる。10分ぐらい?
    • 見慣れた windows のインストール初期画面。プロダクトキー入力。文字が小さい...
    • セキュリティの質問設定。
    • デスクトップ登場。「ようこそBootcampインストーラへ」という小窓が出現。なぜかサポートファイルのインストールが進んでいない。やむを得ずいったん再起動し,D:¥BootCamp¥Setup.exe を再度実行。ドライバーがインストールされた。
  • この時点で,確保した64GB中,17GBぐらいを使っていた。
  • 日本語入力切替がおかしい。試行錯誤したが,結局以下の通り。
  • トラックパッドによるスクロールが逆。先人たちのwebで解消する。regedit使用。
  • トラックパッドをもっと使いやすくするため,いろいろ試行錯誤,「テストモード」におちいる。これも先人たちのwebでクリア。感謝。
とここまできて,ようやく落ち着いて使えるようになった。以下,気付いたことを思いつくままに...

トラックパッドのゼスチャーがほとんど効かず,「あれ,これもできないの?」という思いになること多々。しかし,仕方ない。これはあきらめよう。

とりあえず,Macで多用していた,「4本指で上にスワイプするとウィンドウ一覧が出る」は,Windows10では「タスクビュー」というらしく,[Windows] + [TAB] キーで出せる。これは便利かも。
http://pcfan.121ware.com/convenience/565/

これも気まぐれでマウスをつないでみる。抜群に使いやすい(笑)
Bluetoothトラックボールでも買おうかな...

いやまてよ,MacBook 1台で気軽に使う,というのも目的の一つ。ここはがまん,がまん。

気が付いたら,キーボードのライトが消えていた。webで調べる。PRAMクリアしたら直った。不思議。


落ち着いて使ってみる。とくに web 表示時の見た目が,フォントを中心に,やっぱりしっくりこない。Edgeは大きすぎ。Chrome は多少改善するが,まだまだ。


メンテナンス時,MacBook内蔵のキーボード,トラックパッドが効かなくなることがある。USB接続のキーボード,マウスがあると便利かも。私はUSBマウスだけは持っていたので,乗り切れた。

また,同じくメンテナンス時,Boot Camp アシスタント(ドライバー一式)があると便利。macOSでBoot Camp を起動,FATでフォーマットしたUSBメモリー等に保存しておき,Windows側で読み込む。

ということで,内蔵SSDの内容が,お互いに読み書きできないのが面倒。webにもいろいろ記事があるので,時間があったら調べてみよう。

Windows側のBoot Camp アシスタントが,APFSを認識しないのはAppleの怠慢らしい。おかげで,WindowsからmacOSの切り替えは自動ではない。まあこれは,いったん「シャットダウン」して,Optionキーを押しながら起動すればよいので,たいした手間ではない。



水曜日, 12月 12, 2018

Boot Camp で Windows 10 入れてみた 導入検討編

マカーたるもの,純然たるWindowsマシンも知らなきゃいかん...

というかなり謎な理由から,導入してみた。もともと勤務先の標準マシンは Windows だ。神OSと言われる Windows 7 で,業務に専念するには良いともいえる。

個人の普段のマシンは Mac にしている。OS全体の,なんとなくのUIの統一感,とくにその画面デザイン。フォントは本当に美しく,大きさも程よく,使っていて気分がよい。
どこかでも書いたけど,MacBook のフタをすっと開け,すぐに使い始められる,そんな当たり前のことが,ソツなくできる。

MacBook が Retina Display になってから,OS全体の統一感,美しさはさらに引き立っているように感じた。

対して Windows... 職場ではもちろんガシガシ使うのだけど,FHDごときの解像度では,昔ながらの「ギザギザフォント」で,「お仕事で使っています」的な雰囲気は否めない。

それでも Windows が必要な場面がある。個人の MacBook でも,対応できるよう,VMware Fusion と,そこに Windos 10 Home を買って環境を構築してある。
ただし,仮想環境ゆえ,マシンパワーがある MacBook Pro 15 にのみ。普段はもちろん起動していない。

たまにVMware上で,Retina Displayの解像度をONにしてみる。VMware tools による調整のおかげもあって,めちゃくちゃきれいで,使いやすくなることは知っていた。対応が不完全な Windows7とはえらい違いだ。解像度が高いWindowsマシンが増えてきたのも理由の一つだろう。進歩したものだ。

きまぐれで,訪れたお店で,Surface Laptop を触ってみた。解像度が高い液晶画面。Windows 10 によるフォントの調整も,美しくできている。そして広くて使いやすいトラックパッド。結構気に入った。

でも,あまり使わない Windows, 趣味と実益を兼ねているとはいえ,メインマシンは引き続き Mac だ。そのために10万円もの出費はきついなあ。でも,安いマシンはたいてい FHD どまりで,妥協して買うとあとで後悔しそうだ...

仮想環境ではなくて,ネイティブ環境で Windows を。美しい画面と,広いトラックパッドが MacBook にはある。ならば,Boot Camp で使ってみよう!

と思い立つまで,数か月ぐらいかかったな。

というわけで,ようやく Boot Camp を導入する話を書けるわけです。