土曜日, 10月 13, 2018

ドコモ光 with ドコモnet - 通信設定(追記あり)

ADSL時代と違い,苦戦した。いや,かなり勉強させてもらった。
Yahoo ADSLが簡単すぎる,とも言える。ともかくモデムに無線親機を接続するだけ。
一応モデムはアクセスポイントモードにしたけど,それ以上設定を見直すことはなかった。

光回線,いろいろ学ぶことがあった。以下,今回理解したこと(違っていたらすみません)
  • PPPoE接続は,ホームゲートウェイ,無線親機,無線親機に接続されたパソコン等,それぞれでクライアントがあり,どこかで設定すれば良い。設定していない上流は,「PPPoEブリッジ」にしておく。(通常そのようになっている)
  • 通常,PPPoE IPv4で接続されるが,この回線はとても混んでおり,スピードが低下することがある。 
  • ドコモ光では,PPPoEに代わり,IPoEという方式が用意されている。普通に接続すると,IPv6通信においては,IPoEで接続される。高速通信が可能だが,肝心のIPv6対応のサイトが少ないため,その恩恵を受けられないことも多い。
  • IPv4通信においても,IPoEをつかう IPv4 over IPv6 という技術がある。これはプロバイダーによって対応状況が異なり,So-net等はv6プラスという方式。ドコモnetでは,OCNバーチャルコネクトという方式を採用している。
    • さらに補足 ドコモnetでは,かつてはDS-Lite という方式を採用していたが,OCNバーチャルコネクトに移行中,とのこと。
  • v6プラスは,対応機器が多いが,OCNバーチャルコネクトは,「ドコモ光ルーター01」しか対応していない。(私はこれしか見つけることができなかった)
  • ドコモnetで IPv4通信でIPoEを使うためには,ドコモ光ルーター 01が必須である。
我が家はNTT西日本,戸建て契約である。最初に行った方法は以下の通り。IPv4はPPPoEとなる。
  • 光ケーブル - [1] PR-500KI - [2] WXR-1900DHP3 ... 無線で各デバイスへ
[1] 業者が設置していった,ホームゲートウェイである。
[2] ADSL時代にも使っていた11ac対応の無線ルーターである。

最初 WXR-1900DHP3をアクセスポイントとして使った設定

  • [2] 無線親機をアクセスポイントに設定。[1] ホームゲートウェイと接続。
  • 機器の電源を入れ,[2]にWiFi接続されたパソコンから,[1]の設定画面を呼び出す。
  • [1] に,認証IDとパスワードを入力する。これは,あらかじめ別の手段で「ドコモnetマイページ」にアクセスし,知っておく必要がある。書面等では送られない。
  • この手順で,[2]にWiFi接続された機器が,インターネットに接続できる。[2]はアクセスポイントとして機能し,細かい設定は不要。
開通当初は IPv4 PPPoE でのみ接続される。ドコモ光の案内ページでは「1週間程度」と書かれていたが,私の環境では,1週間と3日後に,IPv6 (IPoE) も接続された。


早速スピードテストを実施してみる。夜遅くということも災いしたか,数メガ... 気落ちしたが,早朝測ると,50Mbpsを超えている。体感スピードもまあまあなので,「こんなもんなのか...」と思った。混んでいる時は数メガに落ちる。
ホームゲートウェイの「状態」をみる。ふと気づくと,ホームゲートウェイと無線親機が,100Mで接続されていた。あわてて CAT 6 のLANケーブルを購入。 1Gとなり,それなりに早くなった。1割ぐらいかな。

WXR-1900DHP3をルーターとして使った設定


一方,下記ページを参考にして,接続してみた。
 以下,補足手順。
  • [2] 無線親機をアクセスポイントにしたまま,[1] ホームゲートウェイの設定画面を呼び出し,通信設定を一旦削除。この時点でネットワークから切り離されるので注意。
  • [2] 無線親機を[MANUAL][ROUTER]モードに設定。電源を再投入する。
  • [2] 設定画面を呼び出し,上記 webページの通り,インターネット@スタート 機能を呼び出すように設定を確認する。必要があれば[2]を再起動する。
  • [2] に再接続されるとき,インターネット@スタート画面がパソコンに現れる。分かりにくいが,このとき,「フレッツ光」で,さらに下の方の「電力系」を選択し,認証IDとパスワードを入力する。
  • しばらくすると,「接続成功」となり,インターネットにアクセスできる。
ただ,この方法は,不安定? 2回目に行った時は,最後の手順で「接続成功」とならなかった。
mfeedの記事では,この手順でIPv4 over IPv6にも接続できることになっているが,冒頭の通り,今はtransixという方式では,IPv4 over IPv6にはならない。

ドコモ光ルーター01を使った設定


ほぼ公式の手順通りだが,念のため。
  • 光ケーブル - [1] PR-500KI - [3] ドコモ光ルーター01 ... 無線で各デバイスへ
  • [1] ホームゲートウェイを念のため初期化。
  • [3] ドコモ光ルーター01を接続し,電源を入れる。パソコンから [3] のSSIDに接続する。
  • パソコンのブラウザーで適当なサイトにアクセスすると,[3] の接続設定の画面が出るはず... だが,出てこない。以下にアクセスする。
  • IDとパスワードを入力。接続された。
  • あいかわらず,IPv4 は PPPoE接続だった。ルーターのバージョンアップを実施。ルーターの状態をブラウザーで見ながら,3回ほどルーターを再起動。IPv4もIPoE IPv4 over IPv6 となった。
  

スピードテストを実施してみる。50M〜100Mで,結構ムラがある。ただ,IPv4 PPPoEの時のように,数メガに落ち込むことはないようだ。

追記 ドコモ光ルーター01とWXR-1900DHP3の合わせ技


家の中で,ドコモ光ルーターの電波が弱いので,BDレコーダーからストリーミングをすると,途切れることが多いようだ。そのため,WXR-1900DHP3を活用する方法をやってみた。
  • 光ケーブル
  •  |
  • [1] PR-500KI
  •  |
  • [3] ドコモ光ルーター01 無線OFF
  •  |
  • [2] WXR-1900DHP3 APモード
  •  |
  • 各デバイスへ
結構すんなりできた。まずは WXR-1900DHP3の電源を切り,MANUAL APモードにして,ドコモ光ルーターのLAN端子に接続。電源を入れると,ドコモ光ルーターとWXR-1900DHP3の両方のSSIDが確認できた。
WXR-1900DHP3で接続,回線状況も問題なさそうだ。
電波がいろいろだと問題がありそうなので,ドコモ光ルーターの設定画面に入り,無線をOFFにした。

しつこいかもしれないが,ドコモ光ルーターよりもWXR-1900DHP3の方が家の中の電波は強力。これで途切れることなく使えるようになった。

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